2011年9月14日 13:00-15:30

スペシャルセッション「東日本大震災と地理情報科学」


2011年3月11日に起きた宮城県沖を震源とした大地震と、それに伴い発生した大規模な津波は、多くの命と私たちの大切にしてきた美しい日本の風景を奪いました。特に、津波に襲われた沿岸部は、そこがどのような街だったかという痕跡すら残っていない地域も多くあります。そのような中、かつての記憶を留め、これからの未来を思考しうるものとして、これまで撮影した空中写真、衛星写真、そして作成されてきた地図が大きな役割を果たしてきたことは、疑いもありません。さらに、被災地での復旧作業を、多くの人が参加して作った地図がサポートしたことも記憶に新しいと思います。
 このセッションでは、震災において、地理空間情報を扱う国の機関と企業がどのような役割を果たし、貢献してきたかについて、国土地理院、GISベンダー、NPOの経験と情報を共有しながら、災害時の空間的思考と地理情報科学の果たす役割について考えていきたいと思います。
 セッションは英語と日本語で行われます。(同時通訳がつきます)

  • スピーカー(50音順、敬称略)
  • 笹川 正(株式会社パスコ 取締役衛星事業部長)
  • 東日本大震災における衛星画像データの活用について
  • 永山 透(国土地理院 企画部防災企画官)
  • 東日本大震災に係る国土地理院からの地理空間情報の提供
  • 濱本両太(ESRI Japan コンサルティングサービスグループ 部長)
  • 東日本大震災対応におけるGIS活用事例
  • 村嶋 陽一 (国際航業株式会社 東日本事業本部 第一技術部 水域担当部長)
  • 東日本大震災における津波数値解析の活用について
  • 八木浩一(ITS Japan 交通物流プロジェクト 担当課長)
  • 東日本大震災におけるITSの取り組み ~通行実績・通行止情報~

  • コーディネーター
    浅見泰司(東京大学空間情報科学研究センター センター長・教授)